足関節捻挫

ふくもと鍼灸整骨院

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足関節捻挫

各症状について

2019/06/10 足関節捻挫

 

70代 女性

スリッパを履こうとした際に

過って足を滑らせて足首を捻ったとの事です。

 

歩いて来院されましたが、かなり足を引きづっています。

内出血は無いものの外くるぶしの周囲が腫れています。

触診で靭帯部を検査していくと

圧痛が無いので靭帯の損傷はないようです。

 

動作痛は無いですが、体重が乗ると

足底から外くるぶしにかけて痛みがあります。

 

左右を比べると患側の方が

内反(内返し)しており

距腿関節が少しずれています。

 

「足関節 内反」の画像検索結果

 

このような場合は

まず足首をけん引していきます。

けん引と言っても機械では無く

手で足首をしっかりと包みこむようにして

けん引をしながら距腿関節のずれを整復していきます。

 

けん引の後は関節部に圧をかけて背屈(はいくつ)させていきます。

 

人によってはゴリっと音がなります。

 

ズレが治ると痛みはありますが、動かすのが少し楽になります。

 

次にアイシングを行います。

足底部から外くるぶしにかけてしっかりと冷やします。

15分程冷やした後は

超音波をあてていきます。

超音波をあてる事で治りが早くなります。

 

最後は

テーピングを巻いていきます。

今回は靭帯の損傷がないので

ホワイトテープと言う伸縮性が無い物を使います。

 

「ホワイトテープ」の画像検索結果

 

酷い捻挫の場合はシーネといって

熱湯で柔らかくしたのちに

足首の型を取って、完全に固定する場合もあります。

 

ホワイトテープでもある程度固定でき、靴も履けます。

それを3日間繰り返します。

 

3日経つと腫れは引いていきます。

その後痛みのない範囲でストレッチを行い

固定による可動域の低下を防ぎます。

特に高齢の方はこれをやっておかないと

関節が硬くなり、つまずいて転倒するリスクが高くなります。

 

 

足の捻挫は特に早く痛みを取るのが重要です。

痛みが長く続くと代償動作といって

痛みのある足をかばうようになり

反対の足に負担がかかります。

そうなると違う場所を痛めるリスクが高くなるからです。

 

 

 

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