膝の成長期痛、タナ障害

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膝の成長期痛、タナ障害

各症状について

2018/06/25 膝の成長期痛、タナ障害

小学生や中学生の身体は成長期真っ盛りです。

個人差はありますが、骨はぐんぐん伸びて背が高くなり

運動することで筋肉が強くなっていく時期です。

この時期に見落としがちなのは、骨は成長して長くなる

筋肉は強くなって太くなるが筋肉の柔軟性はなくなっていくという事です。

 

筋肉は骨についているので

骨が伸びると筋肉は「伸ばされている」事になります。

筋肉が付着する部分は同じなので骨が長く成長すると筋肉は引き伸ばされて

ピンピンに張った糸の様になります。

これによって様々な痛みが出てきます。

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中学生 女の子

歩いていると突然膝に痛みがでてきたとの事

学校ではテニス部で、それ以外にもバレエをやっているそうで

跳んだり、膝を曲げたりをするものの練習中は痛みがそんなにでないようです。

膝を動かすとパキパキといった音が確認できます。

本人に聞くとかなり前から鳴るようで、鳴らして遊んでいたみたいです・・・

これ実は絶対やってはダメです。

パキパキなるというのはどこかが擦れてなっているという事なので

やり過ぎると炎症が起きて痛みがでてきます。

 

パキパキの音を探っていくとどうやらタナ障害といわれるやつで

滑膜ヒダと言うものが膝蓋骨と擦れている音です。

症状がひどい場合は病院に行ってもらい

MRI検査と内視鏡で手術をしなければいけませんが

幸いなことにまだ軽症でテニスをしても痛みが出ないようなので

対処療法で治療を進めていきます。

 

治療は

成長期からくる痛みも考えられるので

大腿四頭筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、前脛骨筋

脚の前面と後面にある筋肉をほぐしてストレッチしていきます。

次に膝蓋骨の関節モビライゼーションを行いました。

治療後動きを確認してもらうと

パキパキがゴリっという鈍い音に変わり

痛みは無くなったようです。

 

おそらくこの痛みの消失は一時的なもので

部活などをして筋肉を使っていくと緊張し

痛みがでてくると思います。

自分で出来るセルフストレッチをお伝えし

様子をみてもらう事にしました。

 

今回の様なタナ障害や成長痛は痛くなったり

痛みがなかったりと使い方によって波があるので

保護者の方も困惑している場合が多いです。

たいていの場合、保存療法、対処療法で治りますので

お子様が痛みを訴えている場合は是非ご相談ください。

 

 

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