首の張り、肩こり、手の痺れ

ふくもと鍼灸整骨院

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首の張り、肩こり、手の痺れ

鍼灸について

2019/08/15 首の張り、肩こり、手の痺れ

40代 男性

ゴルフのラウンドが重なり

肩、首回りの筋肉が張って辛い、

そして、左の指先に痺れがあり、

その痺れが、腕の方まで広がってきた。

という事で来院されました。

 

可動域からチェックしていくと

肩は問題なく動きます。

手を上に挙げると、痺れが少しマシかなぁ~っという感じ

 

次に首をチェックしていくと

頸部伸展時(上を向く動作)と右側屈(右に傾ける動作)で

痺れと痛みが強くなります。

 

斜角筋部を圧迫すると、痺れが一層強くなります。

 

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以上から

頸椎の変性は若干あるものの、

一番の原因は「斜角筋」です。

斜角筋とは頸椎から第一肋骨に付着する筋で

前斜角筋、中斜角筋、第一肋骨で隙間(斜角筋隙)を形成します。

その隙間から鎖骨下動脈と腕神経叢が通ります。

 

ですので、斜角筋が緊張してしまうと

手の痺れや痛みだけでなく、手の動脈が振れられなくなったり

手を挙げていると手の血色がなくなる場合もあります。

 

 

この患者様は、筋肉質で「いかり肩」の傾向があるので

斜角筋が緊張しやすく、痺れが出やすくなっています。

逆に華奢ななで肩の方にも症状がでやすいです。

 

治療は

まず、肩周囲の筋肉が連日のゴルフで硬くなっていくので

それをほぐしていきます。

小胸筋、小円筋、前鋸筋といった

肩甲骨に付着している筋肉をしっかりとほぐします。

 

そうする事で肩甲骨の可動域が拡がり

いかり肩で肩が挙がっているのが下がります。

 

これだけで、ある程度斜角筋の緊張もとれます。

痺れの具合を聞いてみると、来院された時よりはマシ

との事です。

 

まだ痺れはあるので

胸鎖乳突筋、斜角筋を緩めて頸部のストレッチを加えます。

これで痺れの範囲は小さくなり、

腕全体の痺れから指先だけの痺れになっています。

 

斜角筋に圧痛があるので最後に鍼を行いました。

 

頸椎の横突起に付着している斜角筋を狙って

刺していきます。

 

首に鍼を刺して、

「神経が切れたりしないの?」

とよく言われますが、神経を切ったり、

脊髄を損傷したりすることは無いです。

 

なぜかというと

鍼治療で使う鍼はとても細く髪の毛ほどの太さです。

裁縫用の針や注射針と違い鍼がしなります。

ですので、神経に当たりそうになると

鍼がしなり神経にあたる事はありません。

 

ただ斜角筋の近くに神経が通っている為

鍼を刺した時にズーンとした響きがでます。

 

15分程、置鍼しておくと

痺れはほとんど無くなった様子です。

若干の痺れは残っているので、あと数回の治療は必要です。

 

 

頸椎の変性が原因の痺れは取る事が難しいですが

筋肉が原因のしびれは鍼治療が有効です。

 

お困りの方はお気軽にご相談ください。

 

 

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