肘内障【子供の肘の痛み】

ふくもと鍼灸整骨院

079-297-7677

〒670-0028 兵庫県姫路市岩端町95 城西ハイツ1F

【診療時間】月~金曜日/9:00~13:00 15:00~20:00
土曜日/9:00~13:00
予約優先となります。

ぺージタイトル画像

肘内障【子供の肘の痛み】

各症状について

2019/07/26 肘内障【子供の肘の痛み】

1歳8か月 男の子

お父さんから電話があり、

子供の肘が抜けたので、当院で治療できるのか?

というお問い合わせをいただきました。

 

電話で詳しく話を聞くと

腕を持ってぶら下げるような遊びをしていた所、

泣き出して、全く腕を動かさなくなった模様

 

お兄ちゃんの時も一回なったらしく

すぐに肘が抜けたと分かったそうです。

 

泣きながら全く動かそうとしないので

何が起こったか分からない場合もあります。

 

お兄ちゃんの時に、はめ方を見ていたそうで

見様見まねでやったそうですが

まったく泣き止まなかった様です。

 

この年代で多い、肘内障(ちゅうないしょう)と言われるものです。

 

肘の関節の構造は

上腕骨、橈骨、尺骨という三つの骨で構成されています。

そして

上腕骨と尺骨の腕尺関節、

上腕骨と橈骨の腕橈関節、

橈骨と尺骨の橈尺関節という

3つの関節があります。

 

一般的に肘関節と言われているのは腕尺関節を言います。

 

この中の橈尺関節の脱臼を肘内障と呼びます。

 

 

 

関連画像

 

子供の場合、橈骨の頭の部分がまだ太くなっていない為に

手を引っ張ると靭帯をすり抜けて脱臼を起こしてしまいます。

 

家族で来院されたので

お母さんに子供を抱っこしてもらいながら

泣きじゃくるのを覚悟で行います。

 

肘をしっかり伸ばし

ゆっくりと曲げていきながら

回外という動きをしていくと

ぷちっと言う感覚が伝わってきます。

これで整復終了です。

 

これだけでは、安心できないので

15分ぐらいおもちゃで遊ばせて

腕がしっかりと動くか確認します。

 

整復した直後は、

痛みが続いていたので、動かそうとしませんが

おもちゃでなんとか和ませていくと

しっかり掴んで、肘も動かせていたので

これで一安心です。

 

 

腕を引っ張るような遊びはさけるように

お父さんとお母さんにお伝えし、治療は終了です。

 

3歳ぐらいまでは抜けやすいので

小さなお子さんの手を引くときは

皆様、ご注意してください。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

ふくもと鍼灸整骨院

【住所】
〒670-0028
兵庫県姫路市岩端町95
城西ハイツ1F

【電話番号】
079-297-7677

【診療時間】
月~金曜日/9:00~13:00 15:00~20:00(自費治療は14:00より受付)
土曜日/9:00~13:00(14:00~15:00は体操教室)
予約優先となっています。

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP