梨状筋による神経痛【お尻の痛み】

ふくもと鍼灸整骨院

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梨状筋による神経痛【お尻の痛み】

トレーニングについて

2019/05/14 梨状筋による神経痛【お尻の痛み】

50代 女性

山登りをした後から

右の臀部(お尻)が痛くなり

翌日から太腿の裏側にかけて痛みが出てきたとの事で来院されました。

痛みが酷い時は夜も眠れず、

家族にお尻を押してもらうと少し楽になったけど

翌日から痛みがまた出てきたとの事です。

 

症状からすると坐骨神経痛です。

坐骨神経痛と言っても原因はいくつかあるので調べていきます。

いくつかの検査の結果

ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎からくるものではなく

梨状筋と言って

お尻にある坐骨神経を挟むように付着している筋肉が原因です。

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梨状筋症候群と言われるもので

梨状筋が緊張して坐骨神経を圧迫してしまい痛みが出るというものです。

 

梨状筋の緊張を緩めていくと症状は取れます。

しかし「梨状筋が緊張する原因」を取る必要があります。

今回は山登りをしたことで緊張してきたと考えられますが

では今後、山登りをするたびに痛みが出てしまうのか?

と言うと、そんなことは無く

身体をチェックしていくと股関節の内旋が原因でした。

 

股関節の内旋と言うのは

分かりやすく言うと、「内また」の事で

歩くときに膝が内を向くように足が出ています。

梨状筋と言うのは外旋筋で膝を外に向くように働きます。

 

歩行時、地面を蹴る時に

外旋筋である梨状筋が働こうとするのに対し

膝が内側を向くのでより負荷がかかってしまい

梨状筋が緊張しやすくなっています。

平地より山道、特に登りの時にそれが著明になります。

 

1回目の治療で痛みはほとんど無くなったようなので

「内また」を治すためにパーソナルトレーニングを行いました。

 

初めてのメニューは

スクワット

デッドリフト

ヒップスラスト

腹筋

を行いました。

 

本人さんも母親を看て筋肉の重要性を感じているみたいで

今後の人生の為に筋トレを行っていきたいとの事でした。

 

 

当院のパーソナルトレーニングは

ただ筋肉をつけるだけでなく

痛みの再発を防ぎ

今後痛みがでるであろう部位をしっかり判断し

メニューを組んでいきます。

 

筋肉をつけたいけど何からしていいのか分からない方

是非ご相談ください。

 

 

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