足の甲の痛みの原因

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足の甲の痛みの原因

各症状について

2019/04/05 足の甲の痛みの原因

70代 男性

粗大ごみを出すために一輪車を押していたら

突然、足がグキッとなり痛くて歩くのもままならないとの事。

その後、歩く時に足がペタペタと音がなるようにしか歩けないそうです。

 

負傷した翌日に来院されました。

 

状態を詳しく診ていくと

足の甲の部分から足首の前面にかけて内出血と

下腿部のむくみが強くでていました。

痛みがあるのは足の甲の部分です。

 

軽度のリスフラン関節の捻挫と前脛骨筋

 

リスフラン関節と言うのは

足にある関節で足根骨と中足骨の間の関節で

回内、回外運動を行います。

 

「リスフラン関節」の画像検索結果

 

前脛骨筋と言うのは

下腿部の前面にある筋肉で

つま先を上に向けて(背屈)、つまずかないように

働きます。

 

負傷した経緯は

この方股関節部がかなり硬く

歩行時の足の運び方が「がり股」になっています。

その為、地面をける際に足の内側に力が入る事になります。

そうするとリスフラン関節は回内気味に動きます。

反復した動きによって炎症が起こり痛みが出てきます。

また、前脛骨筋にも負担がかかってくるので筋肉にも炎症が起こってきます。

 

前脛骨筋に痛みが出ると

つま先を上げる事ができなくなるので

つまずいてしまいます。

それを避ける為、無意識に足を振り上げて、

つま先を上げる様になります。

その勢いのまま足が接地するのでペタペタと音がします。

(伝わりにくかったらすみません)

 

 

 

治療は

股関節、腰部から行います。

がり股になるので臀部と腰の筋肉が

かなり緊張してガチガチになっています。

それをほぐしてストレッチをかけて柔らかくしていきます。

 

その後、足三里、陽陵泉を押さえて痛みを取っていきます。

また、足底の筋膜も硬くなっていたのでそれも取っています。

 

治療後歩くのは痛みが無くなりましたが、

ペタペタというのは残っています。

今後は前脛骨筋がつかえる様に運動療法を行い

股関節を柔らかくしていけば痛みは消えていきます。

 

 

今回の様に足の痛みの原因は腰や股関節からくることが多いです。

心当たりのある人はご相談ください。

 

 

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