肘の痛みで力が入らない【上腕骨外側顆炎】

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肘の痛みで力が入らない【上腕骨外側顆炎】

各症状について

2019/02/13 肘の痛みで力が入らない【上腕骨外側顆炎】

30代 女性

右腕の痺れと左の肘の痛みを訴えて来院されました。

「肘」の画像検索結果

 

日本語がとても上手なフィリピン出身の方で

結婚して日本に来られたそうです。

 

ピザ屋さんで働いていて、

毎日ピザ生地をこねているのが痛いそうです。

 

患部を診てみると肘の外側部が腫れており

触れる程度で圧痛がでます。

物を持つと痛みがひどくでています。

明かな上腕骨外側上顆炎で

前腕部の筋肉が非常に硬く緊張しています。

 

右腕の痺れは首の斜角筋からくるもので

名前のとおり斜角筋症候群といわれるものです。

生地をこねる時に右手は首をすくめるようにして力を入れて、

左は指に力を入れているのが分かります。

 

この方小柄で華奢なので自分の体重をつかって

生地をこねているのだと思います。

 

治療は

首、肩、胸部の筋肉の緊張を取っていきます。

僧帽筋、肩甲挙筋、小胸筋のあたりがとても

硬くなっています。

表面の筋肉の緊張が緩んだら

痺れの原因となっている斜角筋を押さえていきます。

斜角筋を押さえると痺れがでてきます。

押しても痺れがなくなるまで緩めていきます。

 

肘の痛みに対しては

まずアイシングで腫れを取っていきます。

前腕部の筋肉、腕橈骨筋、橈側手根伸筋、指伸筋

のストレッチと手技を加えて外側上顆にかかる負担を

取っていきます。

最後に超音波とハイボルテージをあてて

痛みを取っていきます。

 

 

仕事でどうしても使うので

肘の痛みはすぐに取る事はできません。

肘に負担のかからないような力の入れ方を

お伝えし、3日か後にもう一度来てもらいました。

 

1回目の治療後

痺れはとれたが肘の痛みは残る様です。

治療内容は1回目と同じですが

腫れは無くなり、圧痛も軽くなっていました。

 

仕事を辞めるわけにはいかないので

数日に1回治療を続けていきます。

 

 

異国の土地で

言葉を覚え

仕事をするというのはなかなか出来る事ではありません。

すごいなぁと感心しながら

出来るだけ早く痛みをとっていきたいと思います。

 

 

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