きつい痛みのぎっくり腰【原因と治療】

ふくもと鍼灸整骨院

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きつい痛みのぎっくり腰【原因と治療】

各症状について

2018/12/13 きつい痛みのぎっくり腰【原因と治療】

60代 男性

車を駐車する際に、

後方確認で身体を捻り後ろを向いた瞬間

魔女の一撃を食らったようです。

 

ぎっくり腰です。

 

「ぎっくり腰」の画像検索結果

 

しかも

 

立つのもやっと、歩くときは何かにつかまらないと歩けない

しゃべるのも辛いと言われました。

 

こんな状態の時は動くたびに激痛が走るので検査ができません。

 

痛む場所を聞いてそこから考えて治療に入ります。

 

痛みの場所は左腰部

腰椎(ようつい)4番、5番の外側

筋硬結があります。

筋硬結というのは硬く緊張した筋肉の一部に、

結節様のものができる事です。

筋硬結は簡単に説明すると局所循環障害が起きているとなります。

圧痛は仙腸関節(せんちょうかんせつ)から

腰椎5番、4番あたりにでています。

 

生活習慣を聞いていくと

自宅で座っていることが多くほとんど身体を動かす事はない。

という事でした。

 

座っている時間が長い人は股関節が伸びなくなり

腰がどんどん曲がっていく傾向にあります。

この方もまさにそれで、股関節の屈筋がかなり緊張し

特に腸腰筋、大腿筋膜張筋、大腿直筋が伸びなくなっていました。

股関節の屈筋が伸びないと

上半身が曲がった状態になり背筋が伸ばせなくなります。

そして、背筋が伸びないと上半身の重みは腰にかかり

今回の様に痛みがでます。

 

治療は

まず腰部に負荷がかかり筋肉が緊張しているのでそれを取ります。

硬結部を中心に局所的な疼痛緩和をおこないます。

次に股関節屈筋を伸ばして行きます。

多少痛みが出ますが、我慢できる範囲でゆっくり伸ばして行きます。

ある程度伸びる様になると

腰の筋肉も和らぐので圧痛をチェックしていきます。

この時点で圧痛は完全に無くなったので

立ち上がってもらい動作確認します。

寝ている状態から立ち上がる際に多少痛みはでるものの

真っすぐ立ち上がる事ができました。

本人さんは初めの痛みが取れたのが嬉しかったようで

「飛べる様になった!笑」と言われましたがこれで油断すると

また元に戻ります。

 

最後に鍼をして硬結部位と深層筋の緊張をとりました。

帰りはまっすぐ歩けるようになりましたが

3日程は朝起きる時に痛みがでると思われます。

その説明をして治療を終えました。

 

 

ぎっくり腰でも今回の様にすぐに痛みが引く場合もあれば

なかなか痛みが引かないケースもあります。

その原因は様々です。

魔法のような治療はありません。

やるべきことをやれば早く治ります。

お困りの方はご相談ください。

 

 

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